この感情とこの情景

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昨日も夜 “馬車道”をトボトボ 歩く。
浜の小さなオフィス街でもありながら
沢山の小さなcafeやレストランも並ぶ観光地
なんとなく不思議な通り
街灯は近代的な西洋のランプを形どった
中世ヨーロッパを思い起こさせる
そして、路地を照らす光はふんわり優しい。

あれ?広い敷地…
古い建物(お店) が
また消えていく光景を目にする..

その瞬間、ギューッと何かが
身体の中を押し寄せ
子供の頃にタイムスリップする
あの時の心地よい空気 温度 湿度
出会って来た人達の声や言葉
その時の自分の感情などが走馬灯のように
脳裏に浮かんでは街灯に溶けていく

そして、なんとなく人生の長さを実感じる
両親の尊さを実感する…あの時の両親は若かったと…
懐かしくて 少し悲しい気持ちにもなる
なぜだろー?

古い建物のあとには新しい何か立つ。
変化や新しい事って良いことなんだけれど
なぜか寂しい…

古い建物は形を失い 完全に思い出だけとなる
そう感じた時、感情が瞬く間に変化する
命あるものには終わりがある
そして人生は短いと!
だから少し悲しい気持ちが芽生えるのか…
だから切ないのか…?!

古い建物が全く存在しなくなる事で
思い出までもが無くなるのではと
錯覚するからかもしれないなぁ…

と…こんな事を感じながらお家到着(๑・̑◡・̑๑)